Planet Table Days

PT公式ブログ

生産者さん、キレキレに語る。

SENDを利用してくれている、ある生産者の方のキレッキレな話を聞いて、今僕の頭はグルグルと新しい考えが沸き出てきている。

そのときのお話の内容の一部を、できる限り口調も残しながらメモしておく。

以下↓

①ある程度技術がある生産者が作ると、野菜とかはモノとして消費者が分かるほどの違いは出ないんだよな。生き物だから、食品みたいに色々細工できるもんじゃないし。

②サイズや食感、味とかは工夫しようがあるから農業や畜産業は面白いけど、できたら能書き垂れてる暇なく売らなきゃならないんだよ。

③珍しいもの作っても、1~2年後には珍しくも何ともない。人気が出れば皆、同じ種苗を使ってどんどん作るわけだし。珍しかろうが、用途や値段が合わなきゃ売れもしないし、どちらかというと手間の割に見合わない感じ。

④買い手も、同じものなら値段が安いところから買いたいわけよ。顔見知りや繋がりあるなら優先的に買ってもらえるかも知れないけど、そういう縁故取引の量なんてたかが知れてるし。

⑤あそこは自分のお客さんだ、とか囲い込もうとしても、相手は人で、選択する自由があるってことを生産者は分かってない。横取りされたとか平気で言う生産者ほど、飛び越えたりするもんだ。

⑥JAや部会は攻撃対象なんだろうけど、他の一般社会の厳しさに比べれば、少なくともJAはヨコ(←地域のこと)は公平なんじゃないか。不満なんてどこにでもあるし、安月給で管理職ばかりの古い企業みたいだけど、全く存在意義がないわけじゃない。

⑦農業支援を掲げた有機系の出荷団体もそうだし、通販事業者や生協も結局、同じ生産者や生産者団体を頼ってる。今ではリスクは取らず、欲しい時期に売り買いするだけの関係になってしまった。

⑧結局、皆で色々作ってバラエティを揃えるか、海外や他の地域とも組んで、季節に関わらず常に供給できる体制を作るのが良いんだよ。作りたくても自然が味方してくれないときもあるからさ。一人が儲かるじゃなくて、組んで初めて儲かるんだよな。

⑨そういう意味で、東京でその受け皿というか、あらゆる生産者が乗れる供給センターを作ろうとしているSENDは面白いと思ってるよ。確かにあるときあるものを出せても迷惑がられないようにそっちで仕切ってくれるし、反応も聞けるから使ってんだよ。

⑩でも、これからもっと大きくやるからには、地域の方でもまとめて送る物流拠点も作らないとさ、そっちも手間でしょ。


こんなお話でした。

俯瞰しつつ、現場感に落とし込まれている話だなぁと思いました。僕は①と⑧がすごく考えさせられたんですが、皆さんがどう感じるか聞いてみたいなぁと。

特に生産者さんや生鮮の流通に関わる方、どのようにお感じになりましたか?